友達の家にあった「釣りキチ三平」を小学生の時に読み、従兄弟のお兄さんに5.4mのグラスファイバー製の渓流竿をもらい、早朝に友達と釣りに行ったあの日々。
釣れたとしても、いつも7cm〜10cmのカワムツが釣れ、たまに虹色のオイカワが釣れたらそれでハッピーだったのです。
約2年前のブログエントリー「30年ぶりに釣れた!」でも、小物を釣り上げて喜んでいたような私です。
先々週、実家から歩いていける川へ行ってみると、水面に魚がいっぱい跳ねているのをみかけ、もりもりと釣りに対する意欲がわき、先週は上州屋でオランダ仕掛けなる釣れそうな仕掛けまで買ってしまいました。
そして、一昨日は釣れたときに魚体をきれいに撮影するためのアクリルケースまで作成して本日の釣りに挑みました。アクリルケースは今まで釣れたことのない夢の14cmを想定して作りました。
実家へ車を止め、準備をしたらすぐに本日の釣り場と決めていて木の橋へ。まだまだ、たくさんの彼岸花が咲いていてきれいでした。
昨日までの雨で流れがにごっていないかと心配していましたが、かなり透明度が高く一安心。
竿にオランダ仕掛けを結びつけ、先端のカゴに撒餌を詰め込んで釣りスタートです。
ちなみに、私は毛鉤で魚を釣り上げた経験がありません。2年前も毛鉤がだめで、エサ釣りに変えてから釣り上げたのです。だから頼りになるのはオランダ仕掛けだけなのです。
まずは不安的中でカゴの中の撒餌だけがむなしく川の流れに奪われて終了。
とにかくどんなに小さいのでもいいから釣れてちょうだい!と祈りつつ2投目。竿を若干上下に動かしているとビクビクと小さな振動が!
「やったっ! 釣れた!」
しかし、釣れたのは6cmくらいのオチビちゃん。すぐにリリース。でも、毛鉤で初めて釣った記念すべき魚です。
これはもしかしたらいっぱい釣れたりするのかな? などと思いながらしばらく続けているとガツッという感覚が竿に!
あらら、仕掛けの先にあるカゴが石の間にひっかかった??
うん? ひっかかったのに移動するわけないよね??
思いっきり力をいれると、水面には今まで見たこともないような大きさの魚が!
「うわぁ、なにこれ、なにこれ! こんなの見たことない、鯉??」
などと叫びつつ、妻にNEX-5でこの記念すべき瞬間をハイビジョン撮影するように依頼。
落ち着け、落ち着け! 水面ギリギリのところで口だけださせて体力を奪うんだ! と三平が私の中でつぶやいてくれていたようです。
ところが、釣り上げようにもどう考えても今回の竿だと折れてしまうと直感し、すぐに竿を縮めて、糸を手繰って慎重に引き上げました。
暴れまくるので、まるでオーパ!by 開高健

えっとですね、釣り上げたら鯉ではないのです。ただ、鯉でないのにこの大きさ(約30cm)ってなんなの??
実家へ戻ってから調べたら「ウグイ」と淡水魚図鑑にありました。
えっ、ええぇ! 図鑑には50cmほどになりますなんておそろしい事がまで書いてあります! びっくり!
その後も一度に2匹つれたりと爆釣だったのですが、大きいのは15cmのウグイでした。
いやいや、15cmのハヤが釣れただけでもものすごく喜ぶはずなのですが、その前の30cmが大きすぎました(笑)
ちなみに、この木の橋は夕方の散歩で通りかかる人がおおく、バケツの中を覗き込んでは「こんなのが、この川にいるの??」と驚いてくれていました。
小さい魚はすぐにリリースし、大きな魚は最後にバケツの水を捨てて記念撮影してからリリースしました。元気に泳いでくれて一安心。
いやぁ、43歳にしてやっと釣りキチ三平になる夢を果たしました!

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